赤池 優

「フィガロの結婚」スザンナ

「シャモニーのリンダ」リンダ

日本歌曲

 

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高橋ゆかり

「フィガロの結婚」伯爵夫人

小学生のころ合唱部に入り歌の世界にのめり込んでいきました。
それまでヴァイオリンを習っていましたが、歌は自分の体が楽器で唯一無二の音が出せる魅力を感じて、いつか、自分の身体を最大限に生かして、良い音の出る楽器になりたいと思うようになりました。
高校生の頃、シューマンの歌曲に出会い、歌曲と宗教曲を大学で勉強しておりました。
卒業後、総合芸術であるオペラをやりたいと思うようになりました。

  ここ数年は、定期的にイタリアへ行き勉強をしています。
自分の気持ちに正直に生きるイタリア人、思っていた以上に面白くて、また行きたくなります。
中でも強烈だった思い出は、プッチーニのオペラ、トゥーランドット王子カラフのアリア「誰も寝てはならぬ」を謎のこぶしをきかせて歌いあげたシチリアの馬車乗り場のおじさん。
そうだ、これは民謡だったと錯覚するほどの堂々たる歌唱!拍手喝采でした。
そんな感じなので、イタリアへ行くとなぜか人間に帰るような感覚になります。
劇場のイタリアオペラは、歌だけでなくオーケストラも、まるで音楽で会話しているように聴こえてきます。
それぞれの音ひとつひとつが意味を持ち、生命力のある生きた音楽があることに感動しました。
私は、普段ぼーっとしてしまいますが、音楽の一部となって全身全霊で歌える歌手になりたです。これから、日本人として何か国際的に発信できる歌手になりたいと思っております。